薄毛の治療を始めます

鏡を見たら5年後が不安になりました

親和クリニック 音田総院長の「植毛の進化論!」を読んだ

必要最低限の買い物と、たまに散歩に行くぐらいしかできない毎日。
時間はあるので、読書をすることにした。

 

2020年4月30日に出たばかりの「植毛の進化論!本気で薄毛に向き合う人が読む本」は、親和クリニック総院長の音田正光先生の本だ。
この状況なので、電子書籍のみで購入となる。

 

せっかくの連休なのに何もできないので、今回はこの本の感想を書いてみようと思う。

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「植毛の進化論!」の構成

親和クリニックの音田正光総院長のこの著書は、全3章で構成されている。

 

第1章では薄毛治療に悩んでいる人たちを「薄毛難民」と称して、薄毛難民の悩みを解決できる方法(自毛植毛)を紹介している。

 

薄毛に悩んでいる20~30代の人が急増しているらしく、薄毛問題は深刻になりつつある。
外見の問題で婚期を逃している人もいるかもしれない。
また、結婚適齢期の女性から見た率直な薄毛男性に対する率直な意見も必見だ。

 

第2章からは、自毛植毛についての解説だ。
自毛植毛と人工植毛の違い、自毛植毛手術の流れ、親和クリニックで行っている自毛植毛手術(MIRAI法)の紹介などをしている。

 

親和クリニックの自毛植毛では、髪の生え癖などにも考慮しながら植毛していくらしい。
「対応力」と「デザイン力」も求められるかなり高度な手術だが、これなら自然な仕上がりになるというのもうなずける。

 

そして、第3章には実際に自毛植毛を受けた人の体験談が掲載されている。
これは薄毛に悩んでいる人、自毛植毛をしようか迷っている人にはとても参考になるだろう。

 

薄毛に関する迷信や疑問を解消する第1章

第1章のタイトルは「あふれる広告、都市伝説…高度AGA情報社会をさまよう“薄毛難民”が正しく治すためには」となっている。
「AGAは薬で治る」「薄毛にまつわる迷信」「薄毛の定義」などを解説している。

 

根拠のない情報におどらされて、育毛剤・発毛剤から試す人が大半だが「髪のないところに髪を生やす薬」というものはないのだそうだ。
そういった薬が開発されたらノーベル賞ものの発明になるらしい。

 

また、現代の医療では自然に髪を生やしたり、再生させたりすることは不可能だそうだ。
しかし、情報化社会の今、どんな治療方法を選択するべきか悩んでいる間にも薄毛は進行していく。
迷っている時間がもったいない、とのことだった。

 

この章で一番の衝撃を受けたのが、「薄毛にまつわる困った迷信」だ。
「ハゲは遺伝する」とよく言われるが、この認識を覆された。

「薄毛は多因子遺伝と考えられていますが、解明はまだされておらず、結論づけるのは早急といっていいでしょう。」

引用元:KKベストセラーズ「植毛の進化論! 本気で薄毛に向き合う人が読む本」

 

両親ともに薄毛家系だったが、それが原因とは言い切れないということか……。

 

自毛植毛で薄毛は「治す」に変化した第2章

これまではウィッグや増毛パウダーなどで薄毛を「隠す」というのが主流だった。
しかし、これらはメンテナンスや再購入などコストがかかる。

 

その点、自毛植毛は手術をしなければならないため、多くの人が施術を渋っているようだ。

当然、手術と聞けば「痛い、怖い」「入院が必要で仕事を休まなければならない」など、不安を覚える方も多いはずです。

引用元:KKベストセラーズ「植毛の進化論! 本気で薄毛に向き合う人が読む本」

 

たしかに、人によっては薄毛治療専門のクリニックにカウンセリングの予約をするだけでも緊張するだろう。
それに、隠すだけでは根本的な問題は解決しない。

「生やす」ことこそが薄毛難民の夢であり、その夢を実現する唯一の方法が「自毛植毛」だといっても過言ではありません。

引用元:KKベストセラーズ「植毛の進化論! 本気で薄毛に向き合う人が読む本」

 

また、植毛には自毛植毛の他に人工毛植毛というのがある。
人工毛植毛は1980年代まで一般的な手法だったが、人口毛という異物を頭皮に埋め込むため拒絶反応が起こり、トラブルが多発した。
ひどい場合には果物肉芽腫という病気まで発生するそうだ。
そのため、アメリカでは人工毛の植毛は禁止されているが、日本ではまだ禁止されていないという。

 

一方で自毛植毛は自分の毛を移植するため、拒絶反応もなく、自身の髪の毛を移植するため仕上がりには違和感がない。
これは自毛植毛のメリットといえるだろう。
日本で自毛植毛という方法が広まったのは、約15年前から。
まだまだ認知度は低い。

 

親和クリニックの自毛植毛手術・MIRAI法ではメスを使わずに手術を行う。
特殊な機械を使い、0.65mm以下の小さな穴を頭皮に開けて毛根を採取するが、採取する際にはほとんど痛みがないとのことだ。

 

自毛植毛で人生も変わる

親和クリニックで自毛植毛手術を受けた人の中には80歳を超えた人もいたそうだ。
このように老若男女を問わず、薄毛を気にしている人はいるのだ。

 

また、自毛植毛手術を受けた人には次のような大きな変化が生まれるらしい。

私たちは術後1年を目安に経過観察を兼ねて患者様にお会いするようにしています。その時に最も嬉しいのが「彼女(彼氏)ができた」「自信がつき、姿勢がよくなった」「出世できた」「再婚することになった」などの報告を聞いた時です。明らかに声や表情が明るくなったり、服装がスタイリッシュになるなどは多くの人に共通する術後の変化なのですが、こういったお話を聞くにつれ、自毛植毛が人生に転機をもたらしていることを実感します。

引用元:KKベストセラーズ「植毛の進化論! 本気で薄毛に向き合う人が読む本」

 

第3章は自毛植毛の体験談

第3章では、実際に親和クリニックで自毛植毛をした人たちの体験談が載っている。
この本に載っている51歳の方の体験談にはやはり、「薄毛治療はバレたくない」と思っていたと書いてあった。
この方の場合は奥様の後押しもあったからだという。

 

こうした体験談は、今迷っている人にとっても一歩を踏み出すきっかけになると感じた。

 

「よくある質問」はジャンル別に掲載されている

全3章からなっているこの本だが、自毛植毛を考えている人たちが気になることを網羅している。
「よくある質問」は知識編・心理編・手術編に分かれており、とても興味深かった。

 

さらに、「[座談会]適齢期女子たちの“髪”へのホンネって!?」では、女性たちの率直な意見がわかった。
女性も自分磨きのためにいろいろお金をかけているのだから、男性が身だしなみを気にすることは、何もおかしいことではない。

 

20~30代で薄毛を気にしている人は、この本を一度読んでみるべきだと思う。
電子書籍で購入できるため、手軽に読むことができる。

 

Kindle

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紀伊國屋

植毛の進化論! 本気で薄毛に向き合う人が読む本 / 音田正光【著】 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア

楽天

楽天Kobo電子書籍ストア: 植毛の進化論! 本気で薄毛に向き合う人が読む本 - 音田正光 - 4910000077679

 

悩む時間、育毛剤などにかけるコストを考えたら、定期的なメンテナンスをせずに済む自毛植毛をするのが最適ではないだろうか。

 

親和クリニックは新宿・名古屋・大阪・福岡に開院している。
自分で気になる部分の写真を撮って相談することも可能だ。

自毛植毛の写真相談|親和クリニック【東京・名古屋・大阪・福岡】

 

無料カウンセリングに抵抗がある人は、これで一度相談してみるのもいいだろう。