自毛植毛後のドライヤーについて調べてみた~必要性や乾かし方など~
夏場は暑くてお風呂上りすぐにドライヤーをするということがとても面倒くさかったが、最近は涼しくなってきてなるべく早く乾かすよう心掛けている。
まあなぜ早く乾かしているんだと言われると何となく自然乾燥は髪の毛に悪いと聞いたことがあるからだ。
自毛植毛をしている身でもあるしそこらへんは気を付けたいと思っているのだが、実際ドライヤーをした方が良いのだろうか?
疑問に思ったので今回は自毛植毛後とドライヤーの関係について調べてみた。
自然乾燥とドライヤーはどちらが良いのか
結論から言うと自然乾燥よりもドライヤーをする方が髪にとって良いらしい。
しかし男性の場合髪が短い人が多いためドライヤーは使わないという人も中にはいるのではないか。
そこで自然乾燥とドライヤーのメリット・デメリットを調べてみたのでそれぞれまとめてみようと思う。
自然乾燥のメリット・デメリット
【自然乾燥のメリット】
自然乾燥のメリットは何と言っても「ドライヤーにかかる時間を省くことができる」ということだ。
たかが数分であってもその手間が面倒くさかったり、時間が惜しいという人はどうしても自然乾燥になってしまう傾向があるように思う。
また、ドライヤーの熱によるダメージを受けることが無いことや、ドライヤー使用時にかかる電気代がかからないというのもメリットの一つのようだ。
【自然乾燥のデメリット】
メリットをみると一見自然乾燥はそこまで悪くないような気もしてくるが、自然乾燥をすると髪が濡れている状態が続くため、雑菌が繁殖しかゆみやニオイの原因となってしまうようだ。
また、自然乾燥の最大のデメリットは髪が傷みやすくなるということ。
ドライヤーの熱によるダメージが起きないといえど、濡れた状態の髪はキューティクル(髪の毛の外側を覆う組織)が開いたままなので、その状態で寝てしまうと枕との摩擦でキューティクルが傷ついてしまうのだ。
もちろん半乾きの状態でブラッシングをするのもキューティクルを傷つけてしまう。
キューティクルが傷つくと髪の毛自体がパサついてしまったり、枝毛の原因となるので注意が必要ということなのである。
さらに、自然乾燥は頭が冷えて血行が悪くなることから「薄毛の原因」にもなってしまうそうなので、薄毛に悩んでいる人こそ自然乾燥をすぐにでもやめるべきだと言えるだろう。
ドライヤーのメリットデメリット
【ドライヤーのメリット】
ドライヤーのメリットは先ほど述べた自然乾燥のデメリットを解消できるということ。
髪を乾かすことによってキューティクルが開いていない状態にでき髪の傷みを防げる他、雑菌の繁殖防止(かゆみやニオイの原因を作らない)、薄毛予防にもつながる。
また、ドライヤーをするのはできるだけ早い方が良いそうだ。
【ドライヤーのデメリット】
ドライヤーのデメリットは先ほども言った通りドライヤーの熱による髪のダメージが起こることである。
しかしこれは髪を乾かす際ドライヤーを近づけすぎないことや、一点だけにあてるのではなく、できるだけまんべんなく動かし続けることに注意すればドライヤーによる髪の傷みはそこまで心配しなくても良いようだ。
自毛植毛後にドライヤーは使っても問題ないのか
ドライヤーをした方が良いということは分かったのだが、自毛植毛を受けた後はドライヤーを使用しても良いのだろうか?
気になって調べてみたところ、自毛植毛後の髪にドライヤーは使用しても大丈夫のようだ。
しかし自毛植毛後から1週間は植毛部分の感覚が鈍っていることがあるそうなので、ドライヤー使用時は注意した方が良いことがあるとのこと。
ドライヤーを使用するときには患部に温風を直接当てず、頭皮から20~30cm程度離れたところから弱風でやさしく乾かしてください。
引用:シャンプーは自毛植毛の術後いつからOK?洗髪への不安を解消しよう
また、高温を避けるために冷風を使用するのも良いそうだ。
使用するドライヤー選びも大切
ドライヤーには温風と冷風の2つのモードがついていると思うが、中には“スカルプモード”というちょうど良い温度の風が出るモードが備わっているドライヤーもあるそうだ。
通常のドライヤーと比べると少々値段は張るかもしれないが、熱による頭皮の負担が減らせるので自毛植毛後には特に良いのではないかと思った。
相場が知りたかったので調べてみたところ大体1万円程度で購入できるものが多いようだ。
自毛植毛後や薄毛予防の正しいドライヤーの使い方
では、最後に自毛植毛後や薄毛予防に良いドライヤー方法を紹介して終わろうと思う。
・ドライヤーは約20cmほど離した位置からかける
・まずは髪の根元に向かって熱風を当て、その後毛先に流していく
・同じ場所に長く熱風を当て続けない。小まめに位置を替え均等に乾かす
ドライヤーの熱は掛けすぎるとキューティクルや頭皮を痛めるので、以上の点をポイントに短時間で効率良く乾かしていきます。
ある程度髪の毛が乾いたら、仕上げは冷風で行うようにしましょう。
冷風で温度を下げることで、キューティクルや頭皮が引き締まり熱によるダメージを防げます。
引用:正しいドライヤーの使い方|コラム|自毛植毛 親和クリニック大阪【公式】
また、ドライヤーをする前は必ずタオルで髪の水分を十分に取り除いてからした方が良いとも言われている。
その際タオルで強くごしごし拭くとキューティクルが傷ついてしまうので頭皮にタオルを押し当てるように拭くのが有効だそうだ。
今日から自分も気を付けてみようと思う。