自毛植毛はバレない?バレる?術後の注意点やおすすめの治療法
基本的に一度の手術で薄毛を改善することができる自毛植毛。薬治療や増毛などのように継続治療やメンテナンスが必要なく、自分の髪が自然に生え変わり続けてくれる理想的な薄毛治療法といえるだろう。
しかし、外科手術なので、術後の見た目で自毛植毛をしたことが周りにバレてしまうのではないかと心配になる人も少なくない。
そこで今回は、自毛植毛がバレるのか、それともバレないのか、また術後どれくらいで仕事に復帰できるのかについて考えていこうと思う。
自毛植毛がバレる理由
自毛植毛は、一般的に1年かけて徐々に髪が生え揃ってくるので、人工毛植毛や増毛法などのように急に見た目が変わることでの違和感によってバレる可能性は低いといえる。
では、自毛植毛はどのようなことが理由でバレる可能性があるのだろうか。
髪の色の違い
まず、考えられるのが髪色の違いである。
自毛植毛は手術後しばらくは頭皮がデリケートな状態なので、悪影響となるヘアカラーができない。そのため、手術前に髪を明るく染めていると、新しく生えてきた髪と色が異なり、その違和感で周りにバレてしまう可能性があるだろう。
自毛植毛の傷跡
自毛植毛の術式は、メスを使って頭皮を帯状に切除し移植株を採取する「FUT法」とメスを使わず専用器具で移植株をくり抜いて採取する「FUE法」の2種類に大きく分けることできる。
FUT法の場合は、頭皮を縫合する必要があるため、後頭部に横一文字の大きな傷跡が残ってしまう。また、傷跡からは髪が生えてこないので、傷跡を隠すためにある程度の髪の長さが必要となる。
一方、FUE法は直径1㎜くらいのパンチを用いて1株1株採取していくので、傷跡が目立ちにくいというメリットがある。そのため、手術痕がバレにくいという点では「FUE法」がおすすめだ。
しかし、基本的に自毛植毛では、移植元となる後頭部の髪を刈り上げて手術を行うので、術後しばらくは刈り上げ部分によって周りにバレてしまう可能性も考えられる。
治療方法を選ぶことでバレない自毛植毛も可能
どうしても周りにバレたくないという人には、後頭部を刈り上げずに行う自毛植毛をおすすめする。
しかし、かなり繊細な技術が必要となる治療法であるため、できるクリニックは限られている。例えば、国際毛髪外科学会の会長の経歴を持つ凄腕医師の柳生先生が総院長を務める銀座HSクリニックの「Hair Strong 10」である。
日本初導入の次世代の自毛植毛法といわれており、バレにくいだけでなく、より自然で美しい仕上がりを実現するのだとか。
画像引用:男性・女性の植毛は銀座HSクリニック|自然な仕上がりで日帰り可能
この治療法であれば後頭部の髪を刈り上げることなく、髪型を変えずに移植することができるので、見た目で周りにバレる可能性はかなり低いだろう。
仕事を長く休めない忙しいビジネスマンや芸能人・モデルなど人前に立つ仕事をしている人にもおすすめの治療法といえる。
また、銀座HSクリニックでは柳生先生が手術を担当してくれるので、仕上がりの満足度も高く安心だ。
自毛植毛の術後はいつから仕事復帰できる?
デスクワークなど体を激しく動かさない仕事であれば、早くて術後翌日から復帰することもできるという。長期の休みが取りづらい人でも手術を受けやすいのがメリットだ。
ただし肉体労働や力仕事の場合は、傷口が開いてしまう恐れがあるため、最低でも1週間の休みが必要だという。また、復帰後も植毛箇所に刺激を与えないよう注意が必要だ。
バレるのが心配な方は?
手術後はどうしても頭を気にしすぎてしまったり、見た目や挙動から多少の違和感は生まれるものだろう。身近な人や勘の鋭い人には気づかれてしまうリスクがある。
そのため自毛植毛をしたことを周りにバレたくない場合は、術後1~2週間くらい休むのがベストだろう。1週間くらい経てば移植部や採取部の傷跡がほとんど回復し、赤いかさぶたが取れてくるため、見た目の違和感がなくなってくるからだ。
また、夏場は保護のためのニット帽をかぶっていると怪しまれるかもしれないが、涼しい秋から冬頃であればファッションとして馴染むのではないだろうか。
術後の生活で気をつけること
術後の過ごし方は、生着率や傷の治りに関わってくる。 手術直後は、気になっても患部を触ったり掻いたりなどして刺激を与えないよう注意して、安静に過ごすことが重要だ。
洗髪
特に術後のケアで心配となるのが、シャンプー。
術後どれくらいでシャンプーを使った洗髪が可能かは、治療法やクリニックによって異なるため医師の指示に必ず従うようにしよう。
シャンプーを使用する場合は、洗浄力や刺激の強いものは控えた方が良い。
シャワーも水圧が強いと、頭皮に刺激を与えてしまうため、髪が生着し落ち着くまでは弱い水圧で慎重に流す必要がある。
また、洗髪後のタオルドライもゴシゴシ強くこすらず、吸水性の高いタオルを優しく押し当てるように乾かすのがポイントだ。
洗髪の方法についてはクリニックから指導してもらえるだろうが、その際に疑問や不安があればしっかりと相談するようにしよう。
ダウンタイム中のスポーツはNG
自毛植毛の術後は、普段通りの生活を送ることに問題はないが、運動をすると血流が良くなり、手術の傷跡が開いてしまうことがあるためNGとなっている。
ウォーキングやサイクリングなど軽い運動であれば、術後およそ1週間後から可能となるようだ。しかし、手術内容や経過の状態は人によって違うため、決して自己判断せず医師に相談するべきだろう。
喫煙や飲酒も控える
その他にも、飲酒や喫煙なども生着率や傷の治りを妨げる恐れがあるため、注意が必要だ。
特に、煙草のニコチンには血管収縮作用があり、血流悪化により、髪に栄養が行き渡らなくなってしまう。喫煙は髪だけでなく、健康を損なってしまうので、植毛をきっかけに禁煙してみるというのもいいかもしれない。
自分の希望に合った自毛植毛法を選ぼう
自毛植毛の術式には様々あり、費用は高くなるが、今回紹介した銀座HSクリニックの「Hair Strong 10」のように来院時と変らない髪型で帰宅できる「バレない」治療法もある。
自分が何を一番重要とするのか考えて、術式それぞれのメリット・デメリットをよく比較し最適な治療法を選択するといいだろう。