薄毛の治療を始めます

鏡を見たら5年後が不安になりました

薄毛治療には手遅れということはあるのか?

2月に入ってからというもの夜はまだまだ寒いが日中は暖かい日が多くなったように思う。
緊急事態宣言が3月まで延長になり自粛生活はまだまだ続くわけだが、薄毛の進行も自粛してもらいたいところだ。


とまあそんな話は置いといて、今回は薄毛治療を行うとなった時にすでに手遅れということはあるのかについて調べてみた。

※2022年2月25日更新

【目次】

 

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薄毛の男性諸君、女性からはこう見られている

本題に入る前に余談を挟んでおこう。
とある記事で女性に薄毛の男性に対してどのように思うか質問した内容が載っていたのだが、下記がその解答である。

Question.
「薄毛の男性をどう思いますか?」
Answer.
・『残念』→45.6%
・『かわいそう』→28.6%
・『生理的にムリ』→8.9%
・『素敵でかっこいい』→2.2%
・『スケベそう』→2.0%
・『その他』→12.7%

参考:【薄毛のリスク、ちゃんと知ってる?】ハゲに対する女性の本音とは?毛根が死ぬ前に見たい薄毛の対策!


結構辛辣な感想だ・・・。
中には『素敵でかっこいい』という優しい意見を持つ女性もいるようだが、割合としてはやはり薄毛はネガティブな印象を与えてしまうということが痛いほどわかった。

薄毛の現状に危機感を覚えている人は結構いる

では、自身の頭髪状況に危機感を覚えている人はどのくらいいるのだろうか。
Twitterで検索してみたところ意外といたので、いくつかツイート内容を貼っておく。

 

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画像引用:Twitter

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画像引用:Twitter

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画像引用:Twitter

 

薄毛の状態が手遅れになる前に何とかしたいと治療を考える人から、すでに手遅れだから治療の意味はないと考えている人がTwitter上では確認できた。

どちらにせよ、自分の頭髪状況を気にする人が多いことは間違いない。

「若い=薄毛が発症しない」ではない

若い=薄毛が発症しない理由にはならないのそうだ。
むしろ、10代から抜け毛が気になり始め、20代ではすでに薄毛が進行していたというパターンも珍しくないらしい。

薄毛は遺伝による影響もあるため父・祖父が薄毛だと子に遺伝しやすく生まれながらに薄毛になりやすい体質だと考えられる。
そう考えると10代・20代前半で薄毛に悩んでいる人も結構いるのかもしれない。

薄毛治療に“手遅れ”はあるのか

女性からの厳しい意見、そして頭皮に危機感を覚えている人は意外といることが分かったところでそろそろ本題に入ろう。


『そもそも薄毛治療を行うのに手遅れということはあるのだろうか?』
と、疑問に思ったので調べてみると、どうやら治療法によっては手遅れと言われる場合があることがわかった。


薄毛治療にはベースとなる投薬治療や効果を高める注入治療、自毛植毛があるのだが、投薬治療と注入治療を受けるにはタイムリミットがあるみたいだ。

▭ 投薬治療・・・内服薬、外用薬を使用して薄毛改善を行う治療
▭ 注入治療・・・薄毛が気になる箇所の頭皮に直接「発毛成長因子」を注入する治療
▭ 自毛植毛・・・自身の毛髪を薄毛が気になる箇所に移植する治療

薄毛治療(投薬)を行って半年経過しても効果がない場合は手遅れの可能性も…

投薬治療を行っているものの、半年が経過しても全く効果が感じられないという場合は、投薬治療で薄毛改善を行うには手遅れの状態の可能性もあるそうだ。

薄毛治療薬であるフィナステリドの使用注意にも以下のことが記載されている。

 

【使用にあたり】
・ふつう、1日1錠(0.2mg)毎日飲みます。必要に応じて増量しますが、増量により必ずしも効果が高くなるというものではありません。
・半年から1年くらいで効果が現れてきます。半年以上飲み続けても、まったく効果がないようでしたら、医師とよく相談してみてください。

引用:フィナステリド:プロペシア

使用して半年の間に劇的な変化はないものの、治療前より少し効果が感じられるのであれば手遅れということは無さそうなので、そのまま継続して治療を行うと良いだろう。

しかし、全く効果がないとなれば、もう投薬治療では効果が得られない手遅れ状態の可能性もあるため、そのまま服用し続けるのではなく、一度使用を中止するか、別の治療法はないかなど医師に相談するのが適切かもしれない。

手遅れだと言われる場合は毛根が死滅している

一般的に手遅れだと言われる場合は「毛根が死滅している」場合だそうだ。
毛根が死滅している状態とは、頭皮がツルツルにはげている状態を指す。
この状態になってしまうと投薬や注入治療による改善は難しいとのこと。

毛根が死滅する原因とは

毛根が死滅する原因が気になったので調べてみた。
すると以下のことがわかった。

髪の毛は毛母細胞が活動することによって作られていきます。そのため、毛母細胞さえ生きていれば髪の毛が抜けても生えます。仮に薄毛になり抜け毛が多くなったとしても、毛母細胞が死んでいなければ再び髪の毛が生えていきます。
一方、毛母細胞が死滅してしまったら、髪の毛が生えてくることはありません。抜ければ最後、その部分から再び毛が生えることはなくなるでしょう。
毛母細胞が死滅する原因となりえるのは、頭部に縫合手術が必要なほどの大けがや火傷をしたときです。頭部に傷を負うことにより毛母細胞が破壊されて、その部分から毛が生えなくなってくることはあります。結論として、毛母細胞は頭部の大けがや火傷を負わない限り、簡単に死滅することはありません。
ただし、AGAにより毛母細胞の活動が鈍くなり、休止状態に入ることはあります。この毛母細胞の活動が鈍くなると、発毛のサイクルも鈍くなるため十分注意しましょう。

引用:毛根が死滅したらアウト?髪の毛を復活させるために知るべきこと


毛根が死滅するというのは”毛母細胞”が死滅した状態の事を指すらしい。

毛母細胞は頭皮を縫うほどの大けがや火傷によって死滅してしまうそうだが、そうなってしまったら髪の毛を再び生やすことを諦めなければいけないのかというとそういうわけではない。まだ希望はあるのだ。

その希望とは「自毛植毛」

自毛植毛であれば毛根が死滅している頭皮にも再び髪の毛を生やすことが可能なので、薄毛治療を行こなっている専門のクリニックに相談してみると良いだろう。

「毛髪の細胞が死んでいる」のは問題なし

毛根が死滅している場合は薄毛に関わってくるわけだが、「毛髪の細胞が死んでいる状態は大丈夫なの?」といった疑問も調べていく中で見受けられた。

調べてみたところ、毛髪の細胞が死ぬのは何も問題ないとのこと。
理由は髪は死んだ細胞が押し出されることによって伸びるからだそうだ。
これについて詳しく書いてある文を見つけたので載せておく。

《髪は死んだ細胞が押し出されて伸びる》
肌の表皮はおよそ4~6週間で新しく生まれ変わりますが、髪は一度できた構造のまま押し出されて伸びます。毛髪には痛いという感覚がないのでつい負担をかけてしまいがちですが、一度傷めると自然には元に戻らず、毛先ほど傷みが進みます。ですから、髪はなるべく傷めず、傷んでしまったらよりていねいに扱い、傷みを進めない、というお手入れが大切です。

引用:髪のなりたち|髪の知識|花王株式会社 ヘアケアサイト

薄毛の進行スピードについて

薄毛(AGA)は何も治療をせずに放置し続けると、どんどん進行してしまい、やがて手遅れになる恐れがある。
となると気になるのがどのくらいの期間で進行するのかだ。

これに関して参考になる記事を発見したので、一部文章を載せておく。

AGAは進行性の脱毛症です。そのため、放置したままでいると薄毛はどんどん進行していきます。進行スピードについては個人差があるので、どの程度の期間で薄毛になるかは人それぞれであり、一概にはいえません。ただし、何もしないでいると確実に進んでいくことだけは確かなので、一時的に進行スピードが遅くなったと感じても油断しないようにしましょう。一説によるとAGA患者の毛髪の密度が5年間で毛髪のおよそ4分の1を失う危険性があるということです。4分の1も毛髪を失ってしまうと、それまでと同じ髪型を維持することは困難でしょう。

引用:AGAはどのくらいの期間で薄毛が進むの?3つのパターンで悩みを解消|薄毛対策室


やはり進行スピードは人それぞれらしい。
それにしても毛髪の4分の1をたった5年間で失う恐れがあるというのには驚いたし恐ろしいものだ…。

自分も5年後には髪の毛が今の4分の1になっている可能性もなくはないのかと考えるだけで怖くてたまらない。
薄毛が気になりだしたら放っておかずに治療を受けた方が良いと感じた。

薄毛を進行させてしまう原因

では、薄毛が進行してしまう原因についても説明しておこう。
薄毛の原因4大要素には「ホルモンの変質によるAGA」「血行不良」「皮脂の過剰分泌」「ストレス」が挙げられる。


また、この他に日常生活の中にも薄毛の原因となるものがいくつかある。

【タバコ】
タバコに含まれるニコチンが原因となり、以下のような現象を引き起こします。
・血管収縮により髪に必要な栄養素や水分が滞り頭皮まで届かない
・髪を作り出すために必要なビタミンCを破壊してしまう
・過剰摂取をすると自立神経が乱れ、頭皮からの皮脂や汗の分泌量が増え毛穴が詰まりやすくする

【シャンプーのし過ぎ】
強い洗浄力のシャンプーや回数が多い場合、頭皮に必要な皮脂までも洗い流してしまい乾燥を招いてしまいます。
乾燥すると、頭皮を守るために皮脂を過剰分泌されるため、毛穴が詰まりやすくなり、抜け毛の原因となります。

【ダイエット】
髪の毛は99%たんぱく質のため、健やかな髪には良質なたんぱく質が欠かせません。
たんぱく質の吸収を高めるビタミンも必要です。食事制限は栄養に偏りが出てしまうため、丈夫な毛髪を保つことができず薄毛の原因になります。

引用:薄毛は何が原因で起こる?|親和クリニック®名古屋院【公式】


喫煙が頭皮に与える影響 については以前ブログ内で取り上げたことがあったが、シャンプーのし過ぎやダイエットに関してはまだ書いてないのでいつか調べてみようと思う。

 

fusafusa-head.hatenablog.com

つむじの薄毛は気づいた時には薄毛治療手遅れということも…

薄毛の中でもつむじの薄毛は気が付きにくく、気が付いたころにはすでに手遅れということもあるそうだ。


その理由としては、額の生え際などの前頭部や側頭部などは鏡で簡単に確認することができるが、それに比べてつむじ部分を自分で確認するのは難しいことが関係する。
そのため、第三者に言われて初めて自分のつむじが薄毛だったことに気が付く人が多いんだとか。


ちなみに先ほど手遅れになったとしても自毛植毛であれば髪の毛を生やすことが可能だと言ったが、つむじ部分への自毛植毛は他の部位と比べて難しいそうだ。
自毛植毛の親和クリニック公式ホームページには以下のように書かれていた。

-つむじの自毛植毛は難しい?-
現在の薄毛治療の主流は、服薬や自毛植毛といった方法。中でも、文字通り自身の髪の毛を移植・定着させる自毛植毛はかなりの人気を集めています。
しかし実は、この自毛植毛をつむじ部分に行うのは難易度が高いとされているのです。
その理由は、つむじの髪の生え方にあります。
頭頂部の中心辺りから、全方向に渦巻き状に生えているつむじ部分は、ある程度の量を移植して髪を伸ばすことで大体の薄さをカバーできる他の部分に比べ、つむじはなかなかごまかしがききません。
そのため、本来のつむじのように自然に見せるためには、移植する医師の腕前が非常に重要となるのです。

引用:自分では気づきにくい?つむじの薄毛に自毛植毛は効果的?|親和クリニック®【公式】


自毛植毛という希望はあるものの失敗されては困る。
つむじ部分に自毛植毛をしたいとなったときはクリニック選びが重要になってくると思った。

薄毛の状態を手遅れかどうか自己判断するのは難しい

つむじもそうだが薄毛において手遅れな状態かどうか自分で判断するのは結構難しいものだ。
自分では手遅れだと思っていたとしても実は手遅れではなく、投薬や注入治療の効果を期待できる状態だったということもあるだろう。


そのため、自分が今どんなレベルなのかを専門家にみてもらい、適切な治療を受けるのが1番良いのではないかと思った。


病気も薄毛も早期に治療することが大切なので、少しでも「薄いかも…」と感じた場合は一度クリニックに相談してみると良いだろう。