自毛植毛手術後のむくみや腫れ…どれぐらいで落ち着くのか
今年は長い長い梅雨だ。
梅雨明けは8月になるそうだ。
話は変わるが、自毛植毛手術後は多少なりとも顔が腫れたりむくんだりするようだ。
切らないとはいえ、頭皮の刺激になるわけだからこれは当然のことかもしれない。
しかし、術後のむくみや腫れはどれぐらいで落ち着くのだろうか。
いつまでもむくみや腫れたままということはないだろうが……
それでもやはり落ち着くまでの期間は気になるところだ。
- 自毛植毛手術後の顔の腫れやむくみの原因
- 術後にむくみ・腫れが出やすい人もいる
- 自毛植毛手術後の腫れやむくみはどれぐらいで落ち着くのか
- 術後に腫れ・むくみが出ないような対処法はあるのか
- 腫れもむくみも驚かずに冷静に対処を
自毛植毛手術後の顔の腫れやむくみの原因
自毛植毛の手術後に顔が腫れたり、むくんだりするのにはちゃんと原因がある。
ただし、勘違いしてはいけないのが「医療ミスの可能性は低い」ということだ。
もちろんその可能性も否定はできないのだが、頭部に打つ麻酔が影響していることが多いらしい。
「なぜ麻酔で腫れやむくみが起きるのか?」
それは、体内に残っている麻酔薬が頭部からだんだんと重力に従って落ちてくるから。
特に、うつぶせで寝る癖がある人は注意したほうがよさそうだ。
麻酔が顔へと落ちてきやすい行動になるためである。
また、植毛手術後に頭を下に向けることが多い場合も、腫れやむくみがでることがあるそうだ。
術後にむくみ・腫れが出やすい人もいる
体質的にむくみ・腫れが出やすい人というのもいるらしい。
例えば高齢(50歳以上)の人や高血圧の人、また負傷時に血が止まりにくい人などは起こりやすいという。
体質以外にも手術時の状況が影響することもある。
まぶたに近い部分に植毛する場合は、当然ながら皮膚が弱いので腫れたりする可能性は高くなる。
さらに、痛みに耐えきれず麻酔を追加した場合にも症状は出やすくなるようだ。
自毛植毛手術後の腫れやむくみはどれぐらいで落ち着くのか
この腫れやむくみといった症状は、自毛植毛をした人の約3割が経験したことがあるとのことだった。
しかし、これらの症状はほとんどの人が手術の数日後に症状があらわれて、1週間程度でおさまったそうだ。
もちろん個人差があるので、明確な期間はわからなかった。
腫れやむくみの程度も人それぞれ異なるため、あまりにひどいようだったら手術をした病院へ行くのが望ましいだろう。
術後に腫れ・むくみが出ないような対処法はあるのか
可能であれば、顔の腫れやむくみは回避したいところである。
多少なりとも気になるし、そういう自分の顔を見るのもやはりいい気分ではないからだ。
そこでいろいろ調べてみた。
ヘッドバンドをつける
ヘッドバンドをつけることで麻酔が手術をした箇所から落ちてくることを防ぐことが可能なのだという。
むくみは寝るときに進行しやすいらしく、就寝前にヘッドバンドをつけて寝るといいそうだ。
患部を冷やす
手術後の頭部を冷やすことも、むくみや腫れを予防する効果があるらしい。
家にある保冷剤などで対応できそうだ。
しかし、直接患部にあてるのは厳禁だ。
清潔なタオルなどに包んであてることが理想的である。
病院で薬を処方してもらう
自毛植毛の手術をしたクリニックで、術後のケアについてはもちろん説明されるだろう。
その際、腫れやむくみが起きた時にはどうすればいいのか確認しておくことが肝心だ。
腫れやむくみの予防が可能な薬を処方してもらうことで、かなり症状が抑えられることだろう。
腫れもむくみも驚かずに冷静に対処を
手術後は多少なりとも腫れやむくみが出ることは覚悟しておいた方がよさそうだ。
病院で処方してもらった薬が効かない場合には、まずは手術してもらった病院に相談するのがベストだろう。
そのうえで別の薬を処方してもらうなり、別の対処法をしていくべきだと感じた。