自毛植毛の手術後に被災して洗髪できない状況になったらどうすればいいのか。
先日、台風15号について書いたが、10月12日(土)に今度は台風19号が関東に上陸した。
台風15号についての記事はこちら。
連日ニュースでは15号より大型だとかなんだとか……
祖父母もまだ健在ではあるが足腰が不安であるため、その日は実家に帰ることにした。
皮肉にも実家はそれなりの川が近くにあるようなところで、エリアメールはひっきりなしに入ってくる。
そしてレベル4になった時点で避難所に行くことになった。
そこでふと思った。
これが自毛植毛の手術直後だったらどうしたらいいのだろうかと。
今回は避難所での体験を交えて考えてみる。
【目次】
避難所生活は想像以上に過酷だった
今回、1日だけだが避難所で生活をするという体験をした。
避難所での生活は連日報道されているが、実際に体験してみるとその大変さが身にしみてわかる。
避難所といえば学校の体育館だったり、地域の公民館だったりする。
体育館に大きなブルーシートが敷かれ、そのブルーシートをいくつかの家庭でシェアする。
硬い床に横になっても周りが気になって寝れるはずもなく、体も痛い。
プライバシーもない状況では、ストレスもたまる。
実際に1日だけでもかなりストレスになっていたと思う。
それから避難所には数は少ないがコンセントがあった。
今回、我先にと電源を確保するために、スマホの充電器をさして場所をとっている人がいた。
高校生は充電しながら携帯をいじる始末。
電気が通っていたから充電もできたのだが、もし停電していたらきっとさらに大変だっただろう。
また、断水していなかったからトイレも使えた。
とりあえず連絡と情報を入手するためのスマホが充電できて、用を足せる環境にあったのだからかなりマシだったといえる。
今回は幸いにも1日で帰宅できたが、想像以上に疲弊した。
しかし避難所生活が長期間続くようだったらどうだろう。
自毛植毛の手術後に避難所生活になってしまった場合の洗髪や頭皮の対策考えてみた
今回は術後でもなく、避難所生活も1日で終わったから大きな問題もなかった。
これがもし自毛植毛の手術直後だったら、どうすればいいのだろう。
いろいろ懸念点がでてきた。
洗髪できないなら頭皮を清潔に保つにはどうすればいい
避難所生活という環境では、頭皮の環境を清潔に保つことは難しい。
当然だが風呂はない。
仮に水が使える状態だったとしたら、水で流すだけでも全然違うだろう。
しかし、断水してしまってはそれすらもできない。
水がいかに貴重か思い知らされる。
こんな時にはウェットティッシュなんかがあれば、多少なりとも頭皮環境は清潔になると思う。
ただし、強くこすったりするのは控えたほうがよさそうだ。
バンダナやタオルを巻いて保護
避難所というのは他人の目があるもの。
いくら術後が目立たないといっても気になるものである。
また、寝ている最中に摩擦で毛が定着せずに抜けてしまう可能性も否定できない。
そこで、バンダナやタオルで保護するといいと思う。
これなら他人の目も気にならず、なおかつ定着する確率も上がるのではないだろうか。
避難所生活になった時は工夫が大切
避難所というのは赤の他人が集まって共同生活をする場所だ。
長くなればなるほど、ストレスもたまってくる。
手術後は特にいろいろと心配なことも多いが、工夫をして頭皮を清潔に保つことが何よりも大切だと思う。
しかし、その心配も生きているからできることなのだ。
何よりも自分の身を守ることが一番大切なことだと実感した。